手や足裏のいぼ(尋常性疣贅)の治し方

手や足裏のいぼ(尋常性疣贅)の治し方

手や足裏に気づいたら突然、皮膚の一部が盛り上がって硬くなった小さなできものが
出来ていたことはありませんか??  それは、もしかしたらいぼかもしれません。

【いぼ】とは

ウイルス感染によって起こるものです。
どこにでも存在するウイルスで、目に見えない細かい傷などから入り込んで増殖し
皮膚がどんどん厚くなっていく病気です。
魚の目やタコとよく間違われることがあります。

【魚の目やタコ】との違いは?

魚の目は圧迫や摩擦などの刺激が皮膚の一部に長い時間かかることによって、皮膚の角質が硬くなり蓄積してできるものです。
厚みのある角質の中心が芯のように固くなり、肌の内側に侵入して魚の目のように見えることから名付けられました。

タコも魚の目と原因は同じですが、芯はできずに広い範囲で皮膚の角質が厚くなり硬くなります。
主な原因として靴のサイズが合わずに足の一部の部分に圧力がかかりできることがよくあります。

【治療法】

いぼにはいろいろな治療法があります。

  • 液体窒素を使用した治療
  • 漢方薬を飲む
  • 局所注射
  • 塗り薬など

このようにいろいろな治療法があるいぼですが、私が今まで行った皮膚科はどれも液体窒素を使った治療をしました。
それと併用して漢方薬を飲んだり、塗り薬を塗ると治りは早くなります。
私が今実際に治療しているのもこの液体窒素と塗り薬の治療です。

液体窒素窒素治療では-196℃の液体窒素を綿棒の先につけていぼを急速冷凍します。
それにより、ウイルスに感染した皮膚細胞を破壊し、皮膚に深く入り込んだウイルスを自分の免疫で治します。

液体窒素治療はじわじわと痛いです。
凄い痛いわけではないけど液体窒素を当ててる時間が長ければ長いほど痛くなっていき、感覚的には思いっきりぎゅーってつねられてる感じです。

その後2~3日は治療による痛みが残り、水ぶくれや血豆になったりもします。
私は長い時間当てられすぎてその日1日痛すぎて歩けなかったことがありました。
だから治療後の方が痛いかも。


それにより傷ついた皮膚を治そうと新しい皮膚が作られ内部から傷ついた皮膚とともにウイルスを外に出します。
これを繰り返すことにより少しずついぼが小さくなり最終的にはなくなります。

一度の治療では治ることはなく1週間から2週間おきにこの治療をいぼがなくなるまで続けます。
治療期間はいぼの大きさや、できた場所にもよりますが小さいものや、顔や体だと比較的すぐに治ります。
手や足裏にできたものは、治るまでに半年から1年かかる場合もあります。

【体験談】

私自身も今でも4つのいぼの治療を受けています。これはその経過です。

実際に治療を始めたのは1年以上前でした。
ただよく海外や国内の色々な場所に長期で行っていたため治療を継続的に受けられずなかなかよくなりません。
また私のいぼは4年以上出来てから経っているのでなかなか治りません。

数年程経つと自然治癒する場合もあるそうですが、私の場合はどんどん大きく硬くなり痛みも出てきたので病院にいくことにしました。

個人的には自然治癒はお勧めしません!!いぼはどんどん増殖していきます
見えないような小さい傷口からウイルスが入り広がっていきます

私のいぼも薬指の一か所だけでしたが、知らないうちに足裏に一個でき、それが足裏4か所、手2か所まで広がっていました。
出来たばかりの小さいいぼは1~2回の治療で治りました。

【いぼの治療費】

ここでいぼの治療にはいくらかかるか紹介します。

私は今まで4か所の皮膚科で治療をしましたがどこも大体同じで、初診のときは1500円前後、その後は1000円前後です。
週に1回通っていたので1カ月で塗り薬の代金を入れて約5000円ほどかかりました。

これが大きいものや足裏だと半年から1年はかかるので結構なお金がかかります。
出来たばかりのいぼは比較的すぐ治るので見つけたらすぐに治しましょう。

私のようにあまり病院に行けない方は、塗り薬や漢方などの薬を利用しましょう。

私が今使っている塗り薬は病院から処方されたものですが、市販で売っているものもあります。
中でも有名なのは「横山製薬」が製造しているイボ治療専用のイボコロリです。

イボコロリにはサリチル酸という成分がふくまれており、この成分がいぼの除去に高い効果を発揮します。
私が処方してもらった薬にも同じ成分が含まれています。

このサリチル酸の効果により塗った部分の皮膚は柔らかくなり、新しい皮膚を再生するために細胞分裂のサイクルを活発化させます。その結果として、新しく作られた皮膚が内部からいぼ押し上げ、いぼが無くなります。

塗るタイプ、張るタイプ、飲むタイプとあるので自分に合ったものを選んで使ってみてください。

更新...私はこの記事を書いた後、寝る前に塗り薬をイボに塗って絆創膏を貼るというのを約1カ月やりました、すると液体窒素治療ではなかなか良くならなかった私のイボがなんとここまで良くなりました!!!

こんな感じでだいぶ良くなりました、時間がなくて病院に行けない方や、あまりお金をかけずに治したい方はぜひ塗り薬を試して見たください!!

 

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またヨクイニン(はとむぎ)という漢方薬にもいぼ治療の効果があるとされています。
このヨクイニンには、肌荒れを改善する効果があるとされています。

イボは新陳代謝が悪くなり、古い角質が残っている状態のため、ヨクイニンによって新陳代謝が促されることにより、イボが改善するとされています。
また体全体の免疫力を高める効果もあります。

効果がではじめるまでにはだいたい、2~3か月かかります。
漢方薬は毎日飲み続けることが大切なので、毎日飲み続けましょう。

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【まとめ】

いぼはいつできるかわからないし、傷から移り増殖していきます。
ほっておくと知らないうちにどんどん増えていくので、見つけたらすぐに皮膚科に行って治療してもらいましょう。

痛い治療が怖い方や、病院に行く時間のない方はぜひ塗り薬や、漢方などの飲み薬も試して見てください。
治療中の方も早く治す方法として取り入れてみるのもおすすめです。

またいぼができた際にはなるべくいぼは触らないようにし、触った場合にもしっかり洗いましょう。
いぼに絆創膏を貼るなどして移るのを防ぐのもいいでしょう。

一緒にいぼ治療頑張りましょう!!!

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